WPF?Silverlight??ってなんだ

今日は我らが北陸支店でInfragisticsの池原先生,山田先生によるInfragisticsアカデミア2009が開催されました.概要からデモ,ライブでの開発実演までなかなか地方で説明を聞くことができない最新テクノロジについて,わかりやすく,かつかなり詳しくご説明頂きました.

特にWPF(Windows Presentation Foundation)や Silverlight2 などの最新テクノロジについては,僕自身大変勉強になりました.勉強にはなりましたが,まだまだ僕は理解が足りないってことを思い知りました.とりあえずわかったことはWPFすげーってことです.

WPFすげ~~~
写真1.WPFにちょっと感動しているところ

なぜWPFなのか.Silverlightなのか.
一言でいえば,コンピュータに合わせて人が意味不明な商品コードを入力したりするのではなく,商品をクリックし,ドラッグし,ポコッってやったら入力完了みたいな.その商品のコードが何ケタなのか,とか,置いた棚のコードが何番なのか,そんなことを人が意識する必要がないシステムへシフトさせるためです.

単純にリッチで扱いやすいユーザインタフェースだけでなく,商習慣や業界の特性も理解した上での操作性,視覚効果,音声,画像,動画,2D/3D,というような色んなものを加味してアプリケーションに組み込んだところに”ユーザ体験”(User Experiense)があるのでしょうね,,,

ちなみに,WPF/SilverlightのアプリケーションはExpression Blendというツールを使ってデザインをするのですが,プログラマは最初は感覚をつかむまでに苦労をするそうです.だがしかし,それを補ってあまりある価値があるそうです.

というのはVisual Studioのような完全にロジックを記述する部分と,Adobe IllustratorやExpression Designのようにデザインを専門的に行うツールの間にいて,両者をつなぐ役割がXAMLという言語であり,それをデザインするツールがExpression Blendなわけで,Blendを使いこなす人=ブレンダーという新しいプロフェッショナルが今後非常に重要になってくるそうです.

なるほどな.と思いました.WPFアプリケーションはロジックとデザインとXAMLという3つの要素から成り立っている.だからXAMLのプロという,これまでになかった新しい人種が必要になる.納得しました.

ぜひWPF/Silverlightに注目してください.これからWindows7やVisual Studio2010に向けてもっと加速するそうです.

ご参考:Silverlight Showcase(面白いサンプルがたくさんおいてあります)
http://silverlight.net/showcase/

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WPF?Silverlight??ってなんだ への3件のフィードバック

  1. Tatsuya より:

    こちらこそ大変お世話になりました!私もOne Note とタブレットのコラボのお話に凄くインスパイアされました。俄然この2つが私の物欲リストのツートップになった感じですが、最近ロクにペンを握っていないので、いまのうちに文字を書く練習をしとこうと思います(笑)

  2. Daizen より:

    大変お世話になりました。久々に北陸のお魚を食べましたが、とても美味しかったです。デモは残念な結果となってしまったので、次回は是非リベンジをさせていただきたいと思います!うちの代表に冊子を見せたところ、好反応でしたよ =)

  3. 元・北陸支店 より:

    >TatsuyaさんタブレットPCを使うようになってから副次的な効果として漢字がちゃんと思い出せるようになりました.なんだか頭も活性化しているような気がします.健康のためだと思ってタブレットPCを買うのもありです笑.購入されたら連絡ください.ライブセッションやりましょう!>池原先生先週は本当にありがとうございました.あれ以後,ちょっとUXについて研究をしています.面白い情報をたくさん頂きましてすごく勉強になりました.また立山を飲みながらフラクタル理論について議論しましょう笑

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